JAグループのエネルギー流通・備蓄機能を担っています。
激動するエネルギー情勢の中で、JAグループの物流拠点である全国5ヵ所の石油基地と1ヵ所のLPガス輸入基地を運営しています。
石油基地運営
基地部では、全国5ヵ所(仙台・新潟・金沢・唐津・有明)の石油基地を運営し、JA-SS等への石油の安定供給の拠点として、厳密な品質管理、安全で確実な作業、厳格なコンプライアンスのもとで石油製品の受入、保管、出荷業務を行なっています。
また、新潟石油基地ではバイオエタノールを混合したガソリン(愛称:グリーンガソリン)を県内のJA-SSに出荷しています。
有明石油基地には、ガソリンをローリーへ積み込む際に発生するガスの回収装置を設置し、環境への負担軽減を図っています。
仙台石油基地は、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けましたが、関係先の皆様のご支援により、9ヵ月という短期間で復旧でき、東北地域の物流拠点として再生しました。
このように、地域農業の活性化や地球温暖化対策へとつながる取り組みも積極的に行っています。
事業紹介イメージ
- 仙台石油基地
- 新潟石油基地
- 金沢石油基地
- 唐津石油基地
- 有明石油基地
LPガス輸入基地運営
坂出LPガス輸入基地
坂出LPガス輸入基地は、香川県坂出市の瀬戸大橋のたもとに位置し、貯蔵能力13万トンを誇る我が国有数のLPガス輸入基地です。
世界を揺るがした第一次オイルショックの経験から、LPガスの安定供給の必要性が謳われ、JAグループとして輸入基地を保有することにより、「産油国から台所まで」の一貫したLPガスの流通体制を構築することを目的として、昭和58年に操業を開始しました。
そして四国を中心にローリー車で、また、全国各地の沿岸基地等へは内航タンカーでLPガスを運んでいます。
さらに、パイプラインによって、隣接する企業にも出荷しており、当基地に寄せられる期待は、ますます大きくなっています。